ロウソクに火を灯したら

思ったことをメモ程度に書くブログ

「さよなら」から始まる

 

 

 

「もう好きじゃない?」

 

『うん』

 

「なら別れる?」

 

『そうだね』

 

「じゃあ、今までありがとう。

 

さよなら」

 

『さよなら。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れの言葉を鮮明に覚えているほど、わたしは彼を忘れることができない。

大切な思い出として最初から最後まで覚えている。

忘れることができない、というより忘れたくないんだろう。

彼はわたしが今まで出会った中で最高の男性。

それは今でも変わらない。

 

ふと、空間に目をやり見つめると彼の顔が出てくる。

 

それは、永遠に覚えてる、彼の笑顔。